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UAE・アブダビのエティハド・アリーナで5日(日本時間6日)、マッチルーム・ボクシングが興行を開催。WBA(世界ボクシング協会)ライトヘビー級スーパー王者ドミトリー ・ビボル(31=ロシア)が、元WBO(世界ボクシング機構)スーパーミドル級王者ヒルベルト・ラミレス(31=メキシコ)を相手に、10度目の防衛に挑む。その前日計量が4日に行われ、両選手が秤の前で対峙した。
また、セミファイナルでは、IBF(国際ボクシング連盟)スーパーフェザー級王座決定戦がセット。IBF同級1位シャフカッツ・ラヒモフ(28=ロシア)と、同級2位ゼルファ・バレット(29=英)が対決する。
*WBA世界ライトヘビー級スーパー王座戦、ビボルvsラミレスの一戦を、DAZNでは日本時間6日(日)午前2:30から生配信をスタートする。
ライトヘビー級リミット79.3kgを、王者ビボルは100gアンダーの79.2kgでクリア。挑戦者ラミレスは、200g少ない79.1kgで秤を降りた。
ビボルにとっては、大金星となる判定勝利を飾った今年5月のサウル"カネロ"アルバレス(32=メキシコ)戦以来のリング、大台となる10度目の防衛戦となる。対するラミレスは、WBOスーパーミドル級王座を5度の防衛後返上。プロモートを受けていたトップランクからゴールデンボーイ・プロモーションズに移り、ようやく2階級制覇に王手をかけた。
IBFスーパーフェザー級リミット58.9kgを、ラヒモフとバレットが揃ってリミットでパス。万全の体制で決定戦に臨む。
今年6月、尾川堅一(34=帝拳)に衝撃の2回KO勝利で、新王者となったジョー・コルディーナ(30=英)。しかし、怪我により指名戦となるラヒモフ戦をキャンセルすると、IBFは王座を剥奪し、ラヒモフvsバレットによる決定戦の司令が出された。
ラヒモフにとっては、昨年2月に引き分けたジョセフ・ディアス(29=米)戦以来2度目の挑戦。2位のバレットは初挑戦となる。