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前WBC(世界ボクシング評議会)ヘビー級王者デオンタイ・ワイルダー(36=米)が14日(日本時間15日)、米国・ニューヨーク州ブルックリンのバークレイズ・センターに登場。WBA(世界ボクシング協会)同級2位、WBC5位のロバート・ヘレニウス(38=フィンランド)を相手に、WBCヘビー級セミ挑戦者決定戦と銘打たれた再起戦に臨んだ。
ワイルダーが初回TKO勝利で再起
前日計量で、約17kg差となったワイルダーの再起戦。初回は静かな立ち上がりとなり、少し距離をとってロープ側で様子を見た。すると残り20秒で、前に出たヘレニウスにワイルダーの右フックが炸裂。ヘレニウスが仰向けに激しく倒れると、レフェリーが試合をストップした。ワイルダーが、初回2分57秒TKO勝利で再起戦を飾った。
豪快なKO劇で復活したワイルダーの戦績は、46戦43勝(42KO)2敗1分。番狂わせならなかったヘレニウスは、35戦31勝(19KO)4敗とした。