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WBC(世界ボクシング評議会)&WBO(世界ボクシング機構)スーパーフェザー級王者のシャクール・スティーブンソン(25=米)が22日、前日計量でまさかの体重超過。これにより、WBCとWBOはシャクールの王座を剥奪。米国・ニュージャージー州ニューアークのプルデンシャル・センターで開催される予定だった、シャクールの地元凱旋2団体王座防衛戦は、思わぬ事態に見舞われた。
変則世界戦で決行
スーパーフェザー級リミット58.9kgを、挑戦者のコンセイソンは200gアンダーの58.7kgでクリア。しかし、スティーブンソンは、地元ニュージャージーで上がった秤で59.6kgと700gオーバーを喫した。
再計量まで2時間の猶予が与えられたスティーブンソンだったが、「できる限りのことはやったが、体が成長したので130lb(58.9kg)まで体重を落とすことはできませんでした。次は135lbで戦います」と、SNSで再計量をしないことを報告。これを受けてWBCは、試合は行われることを伝えたが、コンセイソンが勝利した時のみ王座が与えられる、変則世界戦として行われることになった。WBOの公式見解は発表されていないが、通常であれば、WBCと同様の対応となる。