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今週末に防衛戦を迎える、WBC・WBO世界スーパーフェザー級統一王者のシャクール・スティーブンソン(25=米国)と、挑戦者のロブソン・コンセイサン(33=ブラジル)の両者が21日、試合が開催される米国ニュージャージー州のニューアークで会見を行った。
凱旋防衛戦も試合に集中!
ニューアーク出身のシャクールは、「正直、準備は整っているし、プレッシャーもない。金曜日は、やってきたことを全て出し切るだけ。いいパフォーマンスをすることだけを考えている」と、試合に集中していることを強調した。
挑戦者のロブソンに関しては「彼はいいファイターだが、バルデス※1に負けている。コロナやなんだと言い訳をしているが、俺はバルデスをぶちのめした。金曜日は、言い訳をさせない。結果をジャッジに委ねることはない」と、KO勝利することを誓った。
※1は、前WBC王者のオスカル・バルデス(メキシコ)。
一方のロブソンは「シャクールがニューアーク出身なのはわかっているが、この町の人々に温かく迎え入れてもらえたことに感謝しています」と、チャンピオンの地元で試合をすることにも、不安は感じさせなかった。
初戴冠に向けて、「モチベーションは高く、この試合のためにずっとトレーニングしてきた。バルデス戦の時よりも強くなった私を(シャクールは)見ることになる。今は無冠の帝王だが、金曜日のための準備は出来ている」と闘志を燃やした。
トップランクプロモーションのボブ・アラム代表は、「これが全てです。 シャクールとロブソンは、トップ ランクで、プロとしての最初の試合を行いました。 現在、彼らは、テレビや世界中で何百万人もの人々が見ている大舞台で、世界タイトルを懸けて戦っています。前座で戦っている頃から見てきた選手達が、このようなステージで活躍し、メインイベントで戦うようになる。 ボクシングはこうあるべき。だから90歳になってもやり続けているんです」と力説した。