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国内外の人気選手達が名を連ねる階級にあって、次世代スター候補の一人に挙げられている、WBC(世界ボクシング評議会)スーパーフライ級王者ジェシー・ロドリゲス(22=米)が、17日(日本時間18日)、米国・ラスベガスのTモバイル・アリーナで開催されるアルバレスvsゴロフキンのラバーマッチのセミファイナルに登場。WBC同級11位のイスラエル・ゴンザレス(25=メキシコ)を相手に、2度目の防衛戦に臨んだ。
最年少王者ロドリゲスが判定で2度目の防衛に成功
初回からプレッシャーをかける王者のロドリゲスに対して、ゴンザレスは、入り際を狙った。中盤に入ると、徐々にサウスポーのロドリゲスがノーモーションの左を単発で当てるも、ゴンザレスは連打で返していく。すると8回、バッティングで左眉を切ったゴンザレスが、2度ローブローを受けると、ロドリゲスは減点1を課された。その後も圧力を強めて、ロープ際でコンビネーションを放つロドリゲスだったが、11回にまたもローブローを放ってしまう。試合は最終回まで進み、両者が撃ち合う中、試合終了のゴングが鳴った。判定は3-0(118-109、117-110、114-113)でロドリゲスが勝利、2度目の防衛に成功した。
試合後のインタビューで「ローブローは意図したことではなく、これはスポーツだから時に起きてしまうものです」と語ったロドリゲス。最年少の世界王者の戦績は、17戦全勝(11KO)。ポイント差以上の大健闘を見せるも、敗れたゴンザレスは、34戦28勝(11KO)5敗(1KO)1分とした。