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注目の元世界王者対決が30日(日本時間31日)、米国・ニューヨーク州ブルックリンのバークレーズ・センターで、ついに実現。元世界2階級制覇王者のダニー・ガルシア(34=米)が、元WBA(世界ボクシング協会)暫定スーパーライト級王者のホセ・ベナビデス(30=米)と、スーパーウェルター級12回戦で激突した。
ガルシアがスプリットで判定勝利
初回から攻勢を見せたのは、ベナビデスだった。ガルシアより身長で179cm、リーチでも180cmと6cm上回り、長い距離からパンチを繰り出した。ガルシアは、上下に打ち分けて対抗、中盤には徐々に手数で上回っていく。終盤戦に入ると、試合運びの上手いガルシアが流れをコントロール、ベナビデスはチャンスを作ろうと挑発をしながら、前に出た。最終回は、攻めるベナビデスにガルシアも挑発し返しながら、ヒットアンドアウェイでフィニッシュ。2-0(114-114、116-112、117-111)の判定で、ガルシアが勝利した。
3階級制覇に向けて駒を進めたガルシアの戦績は、40戦37勝(21KO)3敗。3戦連続で勝ち星を逃したベナビデスは、30戦27勝(18KO)2敗1分とした。
3階級制覇に向けて駒を進めたガルシアの戦績は、40戦37勝(21KO)3敗。3戦連続で勝ち星を逃したベナビデスは、30戦27勝(18KO)2敗1分とした。