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米国・ニューヨーク州ブルックリンのバークレーズ・センターで30日(日本時間31日)、元世界王者対決が開催される。元世界2階級制覇王者のダニー・ガルシア(34=米)が、元WBA(世界ボクシング協会)暫定スーパーライト級王者のホセ・ベナビデス(30=米)と、スーパーウェルター級12回戦で対決。その前日計量が29日に行われ、両選手が秤の前でフェイスオフで会場を盛り上げた。
ガルシア69.2kg
スーパーウェルター級リミット69.8kgを、ガルシアは600g少ない69.2kgでパス。ベナビデスは、100gアンダーの69.7kgで秤を降りた。
ガルシアは、2020年12月にエロール・スペンス.Jr(32=米)の持つWBC&IBF世界ウェルター級王座に挑戦するも、判定負け。さらに、同級では2017年3月にキース・サーマン(33=米)、2018年9月にショーン・ポーター(34=米)と、いずれも世界戦で判定で敗れているガルシア。自身が最終章と語るように、キャリアを締め括るためスーパーウェルター級に上げ、3階級制覇を目論む。
ベナビデス69.7kg
対するベナビデスは、2014年12月にホルヘ・ペレス.Jr(34=メキシコ)を相手に、12回TKO勝利でWBA世界ウェルター級暫定王座を獲得。しかし、2016年の夏に両足を銃撃されるアクシデントが発生。その後、再起を果たすと、2018年10月にはテレンス・クロフォード(34=米)の持つWBO同級王座に挑戦するも、12回TKOで初敗北を喫した。昨年11月のカムバック戦では、フランシスコ・エマニュエル・トーレス(32=アルゼンチン)を相手にまさかのドロー。このノンタイトル戦に勝利して、2階級目のベルトを目指す。