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WBC(世界ボクシング評議会)が6月の月間最優秀選手「Boxer of the month」を発表。今月は2名のチャンピオンが選ばれた。WBCの最新世界ランキングと合わせて確認しておこう。
アルツール・ベテルビエフ(ロシア)
一人目は、WBO王者のジョー・スミスJr.(32=米国)を2ラウンドで仕留めてWBC・IBF・WBO3団体統一を果たした、ライトヘビー級3冠王者のアルツール・ベテルビエフ(37=露)。残るタイトルはWBA(世界ボクシング協会)のみとなった。
カネロに勝ったビボル
主要4団体(WBA/WBC/IBF/WBO)の王座統一を目標とする選手が増えているが、4冠にリーチがかかったアルツールにそのチャンスは巡ってくるのかー。WBA(世界ボクシング協会)のベルトは現在、サウル・カネロ・アルバレス(31=メキシコ)に完勝したドミトリー・ビボル(31=露)が巻いている。そのドミトリーに対してWBAは12日、WBAランキング1位のヒルベルト・ラミレス(31=メキシコ)との指名試合を命じた。
激アツ!スーパーフライ級世界戦線。
WBCが選んだもう一人の月間最優秀選手は、スーパーフライ級王者のジェシー・ロドリゲス・フランコ(22=米国)。ジェシーは初防衛戦で、この階級ではトップクラスのタフネスぶりを見せてきた元王者シーサケット・ルビンサイ(35=タイ)をレフェリーストップに追い込んだ。気になる次戦の相手は、ランキング10位のイスラエル・ゴンサレス(25=メキシコ)。9月17日に聖地ラスベガスで、カネロとゲンナジー・ゴロフキン(40=カザフスタン)と競演する。