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WBC(世界ボクシング評議会)は25日、スーパーライト級チャンピオンのジョシュ・テイラー(31=英国)と指名挑戦者のホセ・ゼペダ(33=米国)の試合の入札日を、6月10日に変更したことを発表した。
昨年5月に4団体統一を果たし、今年の2月に初防衛にも成功したテイラーだが、WBA(世界ボクシング協会)の指名試合の契約に応じなかったとして、今月13日付でWBAはテイラーの王座を剥奪している。その後、WBAはランキング上位6名の代理人を集めて、今月18日に公聴会を開くことを発表した。この会の報告は確認できていないが、その間にテイラーより文書で説明を受けたWBAが20日、プレスリリースを配信した。それによると、今夏に結婚と新婚旅行を予定しているテイラーは、日程的にWBAの指名試合に応じることができず、また、指名挑戦者を待たせたくなかったことを理由にWBAの王座を手放すことを決めた。ただ、WBAのチャンピオンであったことを誇りとするテイラーは、「またいつかWBAのチャンピオンに返り咲きたい」と締めくくっている。