海外情報 | 海外注目戦 | ランキング | TV・ネット欄 | 階級別特集 |
WBO(世界ボクシング機構)ミドル級暫定王座決定戦が21日(日本時間22日)、米国・ネバダ州ラスベガスのリゾート・ワールド・ラスベガスで開催された。WBO同級2位のジャニベック・アリムカヌウェ(29=カザフスタン)と、WBO同級3位のダニー・ディグナム(30=英)が初戴冠を目指して拳を交えた。
アリムカヌウェがKOで世界暫定王座を初載冠
サウスポー対決となった今回の暫定王座決定戦。口火を切ったのは、ディグナムがジャブの後に伸ばした左ストレート。試合が動いたのは、1ラウンド終盤。アリムカヌウェが連打をまとめると、クリンチに逃げようとしたディグラムは倒れ込み、レフェリーはダウンと判断した。続く2回もアリムカヌウェが左を強打して圧倒すると、その左ストレートを効かせ左アッパーでダウンを追加。ダメージを読み取ったレフェリーは、試合を即ストップ。2回2分11秒で、アリムカヌウェが暫定王座ながら世界初載冠を果たした。
同胞の国民的英雄ゴロフキンに続くかアリムカヌウェ
初回から支配的な流れを見せて暫定王者となったアリムカヌウェは今後、WBO同級正規王者のデミトリアス・アンドレイド(34=米)と180日以内の対戦を義務付けられている。
同胞の国民的英雄ゲンナジー"GGG"ゴロフキン(40=カザフスタン)に続く可能性を秘めるアリムカヌウェの戦績は、12戦全勝(8KO)。初黒星となったディグラムは、16戦14勝(8KO)1敗1分とした。
同胞の国民的英雄ゲンナジー"GGG"ゴロフキン(40=カザフスタン)に続く可能性を秘めるアリムカヌウェの戦績は、12戦全勝(8KO)。初黒星となったディグラムは、16戦14勝(8KO)1敗1分とした。