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WBO(世界ボクシング機構)が12日、最新の世界ランキングを発表した。今月は、日本時間27日(日)に英国で、スーパーライト級世界4団体統一王者ジョシュ・テイラー(31=米国)の防衛戦を控えている。挑戦者は、WBO1位のジャック・カテラル(28=米国)。英国ではスコットランド出身のチャンピオンとイングランド出身の挑戦者による全勝対決に注目が集まっている。
スーパーライト級といえば、3位にテオフィモ・ロペス(24=米国)が入った。ライト級で4団体統一を果たしたロペスだが、昨年11月の初防衛戦で、ジョージ・カンボソスJr(28=豪州)に敗れて、4本のベルトを一気に失うことになった。先月15日に発表されたWBC(世界ボクシング評議会)のランキングでもスーパーライト級5位にランクインしたのを見ると、新たな主戦場とするこの階級で2階級4団体統一制覇という偉業に挑む覚悟は本物だろう。
お騒がせ男のジョンリエル・カシメロ(31=比)が王座に君臨するバンタム級には大きな動きはなかった。すでに報じられている通り、カシメロは日本時間の4月23日(土)に英国リバプールで、指名挑戦者でランキング1位のポール・バトラー(33=英国)と対戦する。いかなる理由でも、カシメロが試合をしなかった場合、王座は空位となる。日本人の最上位はOPBF東洋太平洋王者の栗原慶太(29=一力)の12位。13位にはWBOアジアパシフィック王者の西田凌佑(25=六島)がランクインしている。
お騒がせ男といえばもう一人。メキシコの悪童ルイス・ネリ(27=メキシコ)がスーパーバンタム級3位にまでランキングを上げてきた。ネリは今月5日にランキング上位のカルロス・カストロ(27=米国)から判定勝利を挙げている。