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WBO世界バンタム級王者のジョンリエル・カシメロ(31=比)の次戦が4月23日(土)に決まった。試合は、挑戦者でランキング1位のポール・バトラー(33=英国)のホーム、英国リバプールで開催される。WBO(世界ボクシング機構)が26日、公式文書で伝えた。
2019年11月30日に当時の正規王者ゾラニ・テテ(南ア)との王座統一戦で、暫定王者だったカシメロが勝利し、正規王座に就いた。しかし、その後2度の防衛に成功しているものの、どちらも選択試合だったため、2年以上指名試合を行っていないカシメロに対して、WBOは指名挑戦者を相手に防衛戦を行うことを求めていた。4月のバトラー戦は指名試合として行われる。今回の公式文書によると、カシメロはバトラー戦を拒否できない。怪我や怪我の回復の遅れなどを理由に試合を延期または、中止することも認められない。いかなる理由があっても、試合を行わなかった場合には、王座は剥奪される。バトラーも同様に、いかなる理由でも、この試合に出場しなかった場合は、指名挑戦権を剥奪される。また、試合は4月30日までに行われなければならない。