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ドミニカ共和国のサントドミンゴで21日(日本時間22日)、WBA(世界ボクシング協会)ミニマム級正規タイトルマッチが開催された。王者ビック・サルダール(31=フィリピン)が、挑戦者でランキング1位のエリック・ロサ(21=ドミニカ共和国)の地元で初防衛戦に臨んだ。
ロサがダウン応酬の末に判定で世界初載冠
序盤、サウスポーのロサに対し、サルダールは右ストレートを伸ばす立ち上がり。すると3回、ロサの左ストレートを喰らい、足を滑らせたサルダールに主審はダウンを宣告。サルダールは中盤に右を軸に反撃、ロサはフットワークで対抗した。9回、揉み合いの中でキャンバスに手が突いたサルダールにまたもダウンの裁定。10回にはサルダールが右ストレートをボディに決めてダウンを演出。最終12回もサルダールがスタミナの切れたロサを追い回して終了。判定は2-1(116-109、113-112、113-112)でロサが新王者となった。
地元開催という地の利があったようにも見えたロサの戦績は5戦全勝(1KO)。サルダールは27戦22勝(11KO)5敗とした。
地元開催という地の利があったようにも見えたロサの戦績は5戦全勝(1KO)。サルダールは27戦22勝(11KO)5敗とした。