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WBO世界バンタム級王者のジョンリエル・カシメロ(31=フィリピン)が体調不良で前日計量を失格となった10日、11日(日本時間12日)にアラブ首長国連邦・ドバイのコカ・コーラ・アリーナでは、IBF(国際ボクシング連盟)フライ級タイトルマッチの前日計量が行われた。ボクシング界に激震が走った波乱の会場に現れた王者サニー・エドワーズ(25=英)とIBF同級3位ジェイソン・ママ(24=フィリピン)は無事計量をクリアした。
IBFは10日、最新の世界ランキングを発表したので、ランキング表のチェックはお忘れなく。
エドワーズvsママ
フライ級リミットの50.8kgまで300グラム残して50.5kgで計量をクリアした王者エドワーズと挑戦者のママ。IBFフライ級の前日計量に波乱はなかった。
当初、二人の対戦は今年9月に英国で予定されていたが、エドワーズの足首の負傷により延期となっていた。エドワーズは今年4月にモルティ・ムラザネ(39=南アフリカ)を判定で敗り世界初載冠、今回が初の防衛戦となる。対するママはフィリピンを中心にキャリアを重ね16戦全勝(9KO)の勢いに乗って世界初挑戦に挑む。