海外情報 | 海外注目戦 | ランキング | TV・ネット欄 | 階級別特集 |
米国ではもう一つの世界王座統一戦がPBC(プレミアム・ボクシング・チャンピオンズ)により開催される。ネバダ州ラスベガスのパーク・シアターで27日(日本時間28日)、WBC(世界ボクシング評議会)スーパーバンタム級王者ブランドン・フィゲロア(24=米)と、WBO(世界ボクシング機構)同級王者ステファン・フルトン(27=米)が同級王座統一戦を決行するため、前日計量を同会場で行った。
フルトンvsフィゲロア
スーパーバンタム級リミットをWBC王者フィゲロア、WBO王者フルトンともに100gアンダーの55.2kgで合格した。当初は今年9月で決まっていた2人の対戦。しかし、フィゲロアのコロナ感染により延期となっていた。
フィゲロアは、今年5月にWBC同級王者ルイス・ネリ(26=メキシコ)を7回KOで撃破しWBA正規王座とWBC王座統一を達成。今度はWBO王座の吸収を目論む。今年半ばから始まったWBAの同階級王座乱立防止の対策により、この試合開始のゴングがなった時点でWBA正規王座は剥奪になると発表されている。対するフルトンは昨年1月に無敗対決となったアンジェロ・レオ(27=米)を判定で下し世界初載冠。初防衛戦が王座統一戦となった。