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4団体制覇王者を決めるビッグマッチが決着。米国ネバダ州ラスベガスのMGMグランドで6日(日本時間7日)、WBA(世界ボクシング協会)スーパー、WBC(世界ボクシング評議会)、WBO(世界ボクシング機構)スーパーミドル級3団体統一王者サウル”カネロ”アルバレス(31=メキシコ)と、IBF(国際ボクシング連盟)王者カレブ・プラント(19=米)が”Undisputed Champion(比類なき王者)”を目指し、ラスベガスのリングに立った。
カネロが2度倒して4団体王座統一!
スーパーミドル級4団体統一に闘志を燃やすカネロは初回、身体を振りながらプレッシャーをかけていく。対して上質な技術を持つプラントは、ジャブを突いてカネロの侵入を防ぐ立ち上がり。その後もプラントは、遠い距離から右を合わせるなど善戦を見せた。なかなか詰め切ることができないカネロだったが、中盤に圧力を強め、左のフック、アッパーを好打させてペースを奪い返した。終盤に入ると体力の落ちてきたプラントに対して、カネロはロープ際に追い込む場面が増えていく。そして迎えた11回、カネロがロープに詰めて左フックを決め、フォローの右アッパーでダウンを奪った。効かされたプラントは立ち上がるも追撃の右を喰らって再びキャンバスに崩れて試合終了。カネロが11回1分5秒TKO勝利で4団体スーパーミドル級王座統一を達成した。
史上7人目となる4団体制覇王者”Undisputed Champion(比類なき王者)”に輝いたカネロの戦績は60戦57勝(39KO)1敗2分。序盤に健闘を見せるも、最後はダメージの蓄積で初黒星を喫したプラントは、22戦21勝(12KO)1敗とした。
史上7人目となる4団体制覇王者”Undisputed Champion(比類なき王者)”に輝いたカネロの戦績は60戦57勝(39KO)1敗2分。序盤に健闘を見せるも、最後はダメージの蓄積で初黒星を喫したプラントは、22戦21勝(12KO)1敗とした。