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米国・ミネソタ州ミネアポリスのジ・アーモリーで7日(日本時間8日)に、PBC(プレミアム・ボクシング・チャンピオンズ)がWBA(世界ボクシング協会)ウェルター級暫定王座決定戦を開催。同級4位のガブリエル・マエストレ(34=ベネズエラ)が、急遽代役出場となった同級12位マイカル・フォックス(25=米)と空位の暫定戦を戦った。
マエストレがダウンを奪わるも判定で暫定王座獲得
試合開始前にマエストレのグローブのテープに注意が入り、巻き直した後にスタート。すると2回、マエストラレの入り側にサウスポーのフォックスが左を合わせて先制のダウンをいきなり奪った。その後、中盤戦ではマエストレがプレッシャーをかけるも、192cmのフォックスが足を使いジャブで流れをコントロール。9回にも右アッパーを好打したフォックス、マエストレもフックで応戦した。最終回にはサイドに動き、リングを使ったフォックス、マエストレも追う中で試合は終了。判定は3-0(114-113、115-112、117-110)でマエストレの勝利となるも、会場からは大ブーイング。現地放送『FOX SOPRTS』の解説陣からも内容について疑問コメントが出された。
後味の悪い結果ながら4戦で暫定王座を獲得したマエストレの戦績は4戦全勝(3KO)。代役出場で敗れるも勝ちに等しい内容を見せたフォックスは25戦22勝(5KO)3敗とした。
後味の悪い結果ながら4戦で暫定王座を獲得したマエストレの戦績は4戦全勝(3KO)。代役出場で敗れるも勝ちに等しい内容を見せたフォックスは25戦22勝(5KO)3敗とした。