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米国・テキサス州アーリントンAT&Tスタジアムで8日(日本時間9日)に、7万人の動員が確実となったビッグマッチ、3冠世界王座統一戦。WBC(世界ボクシング評議会)&WBA(世界ボクシング協会)スーパーミドル級スーパー王者サウル”カネロ”アルバレス(30=メキシコ)が、WBO(世界ボクシング機構)同級王者ビリー・ジョー・サンダース(31=英)を相手に3冠統一戦に臨む。その前日計量が7日に一般公開で行われ、多くの観客が集まり盛大な雰囲気の中で両選手が秤の前に現れた。
カネロvsサンダース
スーパーミドル級リミット76.2kgをアルバレスは300g少ない75.9kgでクリア。対するサンダースは100gアンダーの76.1kgで秤を降りた。
チケット前売りの時点で、米国室内興行では史上最多観客数となる7万人以上を記録するのはほぼ間違いないというこの3冠統一戦。コロナ禍で苦しんできた米国スポーツ復活となる大きな注目を集めそうだ。
アルバレスは、過去に長身サウスポーとの対戦として、13年4月にオースティン・トラウト(35=米)、14年7月にエリスランディ・ララ(38=キューバ)との試合があったが、いずれも大苦戦している。サンダースもまた技巧派サウスポーとして2階級制覇を達成しており、戦前からアルバレスが苦しい試合展開が待っているとも予想されている。成長著しいアルバレスの左対策と、頭脳戦を掲げるサンダースの戦略が交わる好試合となるか、試合の模様は9日に日本でもDAZNで午後9時からライブ配信される。