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WBAとIBFのチャンピオン同士が雌雄を決するスーパーライト級王座統一戦、アミール・カーン(英)対ザブ・ジュダー(米)12回戦が23日(日本時間24日)、米国ネバダ州ラスベガスのマンダレイベイ・イベンツセンターで行われた。
ザブ・ジュダー
○アミール・カーン(英)
5回2分47秒KO
●ザブ・ジュダー(米)
5回2分47秒KO
●ザブ・ジュダー(米)
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ともにスピードとパンチの切れで勝負するタイプだが、体格面ではカーンが大きく勝っている。その差が出たのか、試合はほぼワンサイドとなった。
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カーンは長い左を突いて左構えのジュダーに付け入る隙を与えず着々と加点。IBF王者ジュダーは後手に回るケースが多く展開打破に苦慮している様子だった。
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迎えた5回、カーンは接近した際に右のボディアッパーを一閃。これを浴びたジュダーはキャンバスに崩れ落ち、ビック・ドラキュリッチ・レフェリーの10カウントを聞かされた。ジュダーはローブローだと主張したが受け入れてもらえず試合は成立。
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2団体統一を果たしたカーンは自動的にWBAのスーパー・チャンピオンとなり、戦績も27戦26勝(18KO)1敗に伸ばした。統一と初防衛に失敗したジュダーは50戦41勝(28KO)7敗2無効試合。