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米国・コネチカット州のモヒガンサン・カジノで19日(日本時間20日)に開催されるPBC(プレミアム・ボクシング・チャンピオンズ)のトリプルヘッダーの前日計量が18日に行われた。計量会場には、メインイベントのWBC(世界ボクシング評議会)スーパーウェルター級挑戦者決定戦兼WBC世界同級シルバー王座決定戦、同級1位エリクソン・ルービン(24=米)vsWBA同級6位テレル・ガウシャ(33=米)を始め、メインキャストのファイター達が秤に臨んだ。
スーパーウェルター級リミット69.8kgをルービンは100g軽い69.7kgでクリア。ガウシャは400gアンダーの69.4kgで秤を下りた。
ルービン唯一の敗戦は17年10月にジャメール・チャーロ(30=米)のWBC同級タイトルに初挑戦するも初回KOで敗れたモノ。その後、元世界王者のイシャ・スミス(29=米)などを破り4戦全勝3KOでエレミネイターバウトに挑む。対するガウシャもルービンの世界初挑戦と同日にエリスランディ・ララ(37=キューバ)の持つWBAタイトルに挑むも判定で敗北。ガウシャは18年に1勝、19年5月に元世界王者オースティン・トラウト(35=米)を相手にドローとなっている。勝者は翌週26日(日本時間27日)に行われる3冠統一戦、王者チャーロvs挑戦者ジェイソン・ロサリオ(25=ドミニカ共和国)の統一王者に挑む流れとなる。
セミ格で行われるフェザー級10回戦は、同級2位のツグソニグ・ニヤンバヤル(28=モンゴル)、コビア・ブレーディ(28=バルバドス)ともに同級リミット57.1kgを200g少ない56.9kgで合格した。
当初、ニヤンバヤルはWBC世界フェザー級挑戦者決定戦として同級5位のエドゥアルド・ラミレス(27=メキシコ)との対戦がWBC総会で決められた。しかしその後、相手が変更となりWBCの公式サイトではニヤンバヤルvsブレーディ戦をセミファイナル・エレミネイターと伝えている。
トリプルヘッダーの最初に登場するのがウェルター級の新星ジャロン・エニス(23=米)、同級10回戦でファン・カルロス・アブレウ(33=ドミニカ共和国)と対戦する。ウェルター級リミット66.6.kgをエニスは400gアンダーの66.2kgでパスするも、アブレウは68.1kgと1.5kgオーバーとなった。しかし、計量後に両陣営の話し合いが持たれ試合開催をすることになった。
プロモートはPBCを取り仕切るTGBプロモーションズ、中継はプレミアム・ケーブル局のSHOETIMEが行う。