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これが2週目の第4弾となる18日(日本時間19日)のトップランク社&ESPNのラスベガス再開興行。その前日計量が会場となるMGMグランドのザ·バブルで行われた。
今回メインイベントには元2階級制覇王者のホセ・ペドロサ(31=プエルトリコ)と、元世界挑戦者のミッケル・レスピエレ(35=米)によるスーパーライト級超10回戦が抜擢された。
セミ格では期待の新星ガブリエル・フローレスJr.(20=米)がライト級10回戦で、ホセク・ルイス(25=ホンジュラス)と対戦。合計6試合、12人のファイターたちが秤に臨んだ。
スーパーライト級超の契約体重、ペドロサは63.6kgを記録。一方のエスピエレは63.9kgだった。
元2階級制覇王者のペドロサは18年12月にライト級3冠王者ワシル・ロマチェンコ(32=ウクライナ)との2団体王座統一戦に敗北。翌19年5月に再起戦としてWBO(世界ボクシング機構)ラテン・ライト級王座を獲得するも、同年9月にはWBCスーパーライト級3位のホセ・ぺサダ(31=米)に判定で再び敗れた。今回は過去最重量での試合に臨む。
対するレスピエレは、19年3月に当時王者だったモーリス・フッカー(米)の持つWBO同級世界タイトルに初挑戦するも、判定で敗れ初黒星を喫した。同年12月に判定勝利で再起に成功。コロナ感染拡大の中心地ニューヨークの病院で働く傍ら、公園などでトレーナーの元2階級制覇王者のホアン・グスマン氏(ドミニカ共和国)と汗を流し調整、今回が初のラスベガスの舞台となる。
ライト級リミット61.2kgをフローレス、ルイスともに1.2kg軽い60kgで合格となった。17戦17勝(6KO)と全勝を飾るフローレスはカリフォルニア州出身で、これまでラスベガスや西海岸でキャリアを積んできた。対する中米ホンジュラス出身のルイスは現在、フロリダ州マイアミに拠点を移し、米国4連勝中で今回の5戦目でホープと激突する。