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[ニュース]2011.6.26
結果★アレクサンダーvsマティセ
25日、米国ミズーリ州セントチャールズのダブル世界戦(IBFライトヘビー級、IBFスーパーウェルター級)の前座では、前WBC世界スーパーライト級王者デボン・アレクサンダー(米)対ルーカス・マティセ(亜)のWBO世界スーパーライト級挑戦者決定戦が行われた。
また、同じくアンダーカードでは前IBF世界スーパーウェルター級王者コーリー・スピンクス(米)の再起戦、さらに「リナレス3兄弟」の長兄ネルソン・リナレス(ベネズエラ)の復帰戦も行われた。
また、同じくアンダーカードでは前IBF世界スーパーウェルター級王者コーリー・スピンクス(米)の再起戦、さらに「リナレス3兄弟」の長兄ネルソン・リナレス(ベネズエラ)の復帰戦も行われた。
○デボン・アレクサンダー(米)
10回判定
●ルーカス・マティセ(亜)
○コーリー・スピンクス(米)
10回判定
●シャキール・アシャンティ(米)
○ネルソン・リナレス(ベネズエラ)
8回判定
●ホセ・スピアマン(米)
ふたつの世界戦以上に注目を集めたのがアレクサンダー対マティセの世界ランカー対決だった。今年1月、WBO王者ティモシー・ブラッドリー(米)に負傷判定負けを喫してベルトを失ったアレクサンダーだが、この24歳のサウスポーが持つ高い潜在能力は誰もが認めるところ。一方のマティセは硬質感のあるパンチを振るう剛直なファイター型。
そのスタイルそのままに初回からポイントの振り分けが難しい展開となった。マティセが前進し、アレクサンダーがカウンターを狙うという予想通りの試合展開。試合が大きく動いたのは4回のこと。マティセがダウンを奪ったのである。これで流れはマティセに傾くかと思われたが、前王者も地元の声援を背に懸命に応戦して食い下がる。マティセが前に出てアレクサンダーが迎撃するというパターンは最後まで変わらず、ジャッジ泣かせのラウンドが続いた。
はたして採点は割れ、96対93でマティセがひとり、95対94、96対93でアレクサンダーが二者のスプリット・デシジョンとなった。難敵を相手に再起を飾ったアレクサンダーは23戦22勝(13KO)1敗。昨年11月のザブ・ジュダー(米=現IBF王者)でもダウンを奪いながら惜敗しているマティセは、これで31戦28勝(26KO)2敗1無効試合。
昨年8月、コーネリアス・バンドレイジ(米)に5回TKO負けを喫して王座を失ったスピンクスは、ジャッジ三者が100対90のフルマークをつける判定勝ちで再起を飾った。元世界ヘビー級王者レオン・スピンクスを父に持つ33歳のサウスポーは、これで44戦38勝(11KO)6敗。アシャンティは27戦16勝(4KO)11敗。
また、ホルヘ・リナレス、カルロス・リナレス(ともに帝拳)の兄ネルソン・リナレスは、スピアマンに3対0の8回判定勝ちを収めている。
一時はウェルター級で世界上位にランクされていたネルソンだが、09年10月の試合を最後に実戦から遠ざかっていたため現在はトップ15にその名前はない。今回は調整がうまくいかなかったのか184ポンド1/2(約83.6キロ)という重いウェートだった。3.6キロ軽い相手に勝利を収めたネルソン・リナレスは21戦20勝(12KO)1分。スピアマンは50戦28勝(11KO)17敗5分。
10回判定
●ルーカス・マティセ(亜)
○コーリー・スピンクス(米)
10回判定
●シャキール・アシャンティ(米)
○ネルソン・リナレス(ベネズエラ)
8回判定
●ホセ・スピアマン(米)
ふたつの世界戦以上に注目を集めたのがアレクサンダー対マティセの世界ランカー対決だった。今年1月、WBO王者ティモシー・ブラッドリー(米)に負傷判定負けを喫してベルトを失ったアレクサンダーだが、この24歳のサウスポーが持つ高い潜在能力は誰もが認めるところ。一方のマティセは硬質感のあるパンチを振るう剛直なファイター型。
そのスタイルそのままに初回からポイントの振り分けが難しい展開となった。マティセが前進し、アレクサンダーがカウンターを狙うという予想通りの試合展開。試合が大きく動いたのは4回のこと。マティセがダウンを奪ったのである。これで流れはマティセに傾くかと思われたが、前王者も地元の声援を背に懸命に応戦して食い下がる。マティセが前に出てアレクサンダーが迎撃するというパターンは最後まで変わらず、ジャッジ泣かせのラウンドが続いた。
はたして採点は割れ、96対93でマティセがひとり、95対94、96対93でアレクサンダーが二者のスプリット・デシジョンとなった。難敵を相手に再起を飾ったアレクサンダーは23戦22勝(13KO)1敗。昨年11月のザブ・ジュダー(米=現IBF王者)でもダウンを奪いながら惜敗しているマティセは、これで31戦28勝(26KO)2敗1無効試合。
昨年8月、コーネリアス・バンドレイジ(米)に5回TKO負けを喫して王座を失ったスピンクスは、ジャッジ三者が100対90のフルマークをつける判定勝ちで再起を飾った。元世界ヘビー級王者レオン・スピンクスを父に持つ33歳のサウスポーは、これで44戦38勝(11KO)6敗。アシャンティは27戦16勝(4KO)11敗。
また、ホルヘ・リナレス、カルロス・リナレス(ともに帝拳)の兄ネルソン・リナレスは、スピアマンに3対0の8回判定勝ちを収めている。
一時はウェルター級で世界上位にランクされていたネルソンだが、09年10月の試合を最後に実戦から遠ざかっていたため現在はトップ15にその名前はない。今回は調整がうまくいかなかったのか184ポンド1/2(約83.6キロ)という重いウェートだった。3.6キロ軽い相手に勝利を収めたネルソン・リナレスは21戦20勝(12KO)1分。スピアマンは50戦28勝(11KO)17敗5分。