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海外メディアESPNが15日、米国最大手プロモーション会社トップランク社のボブ・アラム代表が、今年の夏にもフロリダ州にあるWWEの施設でボクシングの試合を開催する可能性を探っていることを報じた。同州のロン・デサンティス知事が先週木曜日に発信した「プロレスリング興行は不可欠」という見解を受けて、ボクシングの再開を目指す。ボクシング興行再開後に関してアラム氏は、初めのうちは無観客試合になる可能性にも言及している。入場料の収益は大きく減るとしながらも、観客と選手や関係者の健康面の安全を担保できないうちは観客を入れて開催する興行には後ろ向きで、当面はテレビ放映権料が主な収益源となることも示唆した。
タイソン・フューリー(31=英国)とデオンタイ・ワイルダー(34=米国)の3度目の対戦に関して、前回の入場料は約20億円だったことを明かしたアラム氏は、年内に開催することを期待しているようだ。ただし、10月から12月の開催を目指すと語っているが、確約はできないとも話している。
次のゴングが鳴るのは、新型コロナウイルス感染の状況次第。早期終熄を願うばかりである。