ジョシュアの防衛戦も延期の可能性あり

　WBA・IBF・WBO世界統一ヘビー級王者アンソニー・ジョシュア(30=英国)と挑戦者クラプト・プレフ(38=ブルガリア)の対戦が7月に延期される可能性が出てきた。英国スカイスポーツ局が17日に伝えたもので、プロモーターのエディ・ハーン氏は現在、予定通り6月20日の開催に向けて準備を進めているものの新型コロナウイルス感染被害の状況に応じて、7月に延期する可能性を示唆したという。

　4月11日に予定されていたダニエル・デュボア(22=英国)とジョー・ジョイス(34=英国)によるヘビー級イギリス人対決も延期が決まった。

　ハーン氏が代表を務めるマッチルーム社は、3月と4月の全ての主催興行を延期することを発表している。逆にいえば、ジョシュア戦が延期されなかった場合は、U.K.のコロナ被害は終息の兆しが見えたということ。ヨーロッパで猛威を振るい始めた新型ウイルスをKOする方法が知りたい。