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OPBF東洋太平洋女子フライ級王者のチャオズ箕輪(32=ワタナベ)が18日(日本時間19日)、メキシコ・ハリスコ州タマスーラでWBC(世界ボクシング評議会)女子ライトフライ級暫定王者のケニア・エンリケ(26=メキシコ)に挑戦した。3度目の世界挑戦で箕輪はベルトを日本に持ち帰ることができたのか――。
エンリケが大差判定勝ち
序盤からエンリケがジャブで距離を測ると右フックを好打。さらに回転力を生かした連打でポイントを稼いだ。これが1年2ヶ月ぶりのリングの箕輪は距離が合わなくパンチが届かない。5回、エンリケのジャブを浴びた箕輪はロープにもたれかかるとレフェリーはダウンを宣告した。後半に入ってもエンリケはペースを落とさずコンビネーションを決めて攻勢をアピール。最終10回、箕輪は足を踏まれた状態でパンチをもらいダウン。抗議したが受け入れられず試合終了のゴングが鳴った。王座防衛に成功したエンリケは24戦23勝(9KO)1敗、箕輪は9戦6勝(5KO)3敗とした。