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令和元年を締めくくる大晦日のメインイベントはWBO(世界ボクシング機構)世界スーパーフライ級チャンピオン井岡一翔(30=Reason大貴)の防衛戦。チャレンジャーにランキング1位のジェイビエール・シントロン(24=プエルトリコ)を迎える。この階級は、2020年にWBSS(ワールドボクシングスーパーシリーズ)の開催も噂される注目の軽量級ウェイト。シントロンは12戦11勝(5KO)1無効試合と無敗を誇る最強挑戦者。江藤光喜(31=白井・具志堅)と2度対戦した経験を持つ。初戦は江藤のバッティングが理由で無効試合になったが、2度目の対戦となった今年8月の米国フロリダでは左ストレートでダウンを奪って大差判定勝利を収め、大晦日の世界挑戦権を獲得してきたサウスポー。井岡は「苦手じゃない」と話しているが、サウスポーと対戦するのは6年7ヶ月ぶり。昨日の予備検診では、身長差は5cmで、リーチ差は12cmだった。8回目の大晦日戦だが、いつもとは違う距離感をどう対処するかが試合を左右するのは間違いない。世界戦の前日計量が30日、都内の品川プリンスホテルタワーで行われた。チャンピオンの井岡がリミットの52.1kgで計量を一発クリアすると挑戦者のシントロンは100グラムアンダーの52.0kgで計量台を降りた。
4kgリカバリーして試合に臨む
計量後に囲み取材に応じた井岡は「計量を終えてひとつクリアできたと思っている。ここまですべて良い状態で進んだ。僕にとってもチームにとっても明日の結果がすべてだと思っている」と話すと「熱い試合をするので何かを感じてほしい」と決戦に向けて気持ちを高ぶらせていた。
明日の結果が2019年のすべて
相手のシントロンに対し「自分もオリンピックを目指していたので、2回出場したシントロンをリスペクトしている」と語ったが、「自分がやってきたことを出せば自然と結果はついてくる。いつも通りに戦うだけ」と自ら言い聞かせるように意気込んだ。
絶好調だとシントロン
一方のシントロンは「無事に計量を終えてホッとしている。緊張もまったくしていない」と初の世界戦とは思えないほどリラックスした表情。続けて「やるべきことはやってきたので結果は神のみぞ知る」とベルト奪取を強く誓った。
グローブはエバーラスト製の8オンスで井岡は黒地に金色、シントロンは白地に黒色を選択した。
グローブはエバーラスト製の8オンスで井岡は黒地に金色、シントロンは白地に黒色を選択した。
■井岡一翔(Reason大貴)
体温:36.3℃
脈拍:104/min
血圧:139/82mm/Hg
■ジェイビエール・シントロン(プエルトリコ)
体温:36.6℃
脈拍:83/min
血圧:117/74mm/Hg
体温:36.3℃
脈拍:104/min
血圧:139/82mm/Hg
■ジェイビエール・シントロン(プエルトリコ)
体温:36.6℃
脈拍:83/min
血圧:117/74mm/Hg
世界戦オフィシャル
■レフェリー
トニー・ウィークス(米)
■ジャッジ
ウェス・メルトン(米)
フリオ・アルバラード(米)
フィリップ・オースチン(オーストラリア)
■スーパーバイザー
レオン・パノンシーロ(米)
トニー・ウィークス(米)
■ジャッジ
ウェス・メルトン(米)
フリオ・アルバラード(米)
フィリップ・オースチン(オーストラリア)
■スーパーバイザー
レオン・パノンシーロ(米)