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トップランク主催興行が米国・ラスベガスのコスモポリタンで30日(日本時間12月1日)に挙行。平岡アンディ(大橋)が2回TKO勝利したリングの上で、元WBO(世界ボクシング機構)フェザー級王者オスカル・バルデス(メキシコ)が、相手の体重超過により代わったアダム・ロペス(米)と試合に臨んだ。
さらに元2階級制覇王者のカール・フランプトン(英)が、WBAライト級11位のタイラー・マクレアリー(米)とスーパーフェザー級進出第1戦目。WBO世界スーパーウェルター級挑戦者決定戦から、同級暫定王座決定戦に昇格された、1位のカルロス・アダメス(ドミニカ共和国)vs2位のパトリック・ティシエイラ(ブラジル)のカードが行われた。
さらに元2階級制覇王者のカール・フランプトン(英)が、WBAライト級11位のタイラー・マクレアリー(米)とスーパーフェザー級進出第1戦目。WBO世界スーパーウェルター級挑戦者決定戦から、同級暫定王座決定戦に昇格された、1位のカルロス・アダメス(ドミニカ共和国)vs2位のパトリック・ティシエイラ(ブラジル)のカードが行われた。
バルデスがダウンを挽回して7回TKO勝利
バルデスのスーパーフェザー級戦は序盤、代役出場のロペスが波乱のスタートを演出。2回にロペスが右ストレートからの左アッパーを炸裂させダウンを奪った。その後、中盤にはパワーでバルデス、スキルでロペスという一進一退の勝負を繰り広げる。しかし7回、バルデスはフックでダウンを奪い返すと、さらにフックを打ち抜き、早いと思えるタイミングながらレフェリーがストップ。バルデスが7回2分53秒TKO勝利となった。
今後はスーパーフェザー級でキャリアを進めて行くバルデスの戦績は27戦全勝(21KO)。代役出場もスキルを見せて好勝負に持ち込んだロペスは22戦16勝(8KO)4敗2分とした。
今後はスーパーフェザー級でキャリアを進めて行くバルデスの戦績は27戦全勝(21KO)。代役出場もスキルを見せて好勝負に持ち込んだロペスは22戦16勝(8KO)4敗2分とした。
フランプトンが2度ダウン奪い再起
再起に燃えるフランプトンが無敗のマクレアリーを圧倒。序盤からプレッシャーをかけていき、6回にはボディブローでマクレアリーから先制のダウンを奪う。さらに9回にもボディ打ちからダウンを追加したフランプトンが攻め続けて試合終了。3者ともに100-88でフランプトンが3-0判定勝利で再起を飾った。
試合後、リングに登場したWBOスーパーフェザー級王者ジャメル・ヘリング(米)との対戦がクローズアップされるフランプトンの戦績は29戦27勝(15KO)2敗。初黒星を喫したマクレアリーは18戦16勝(7KO)1分1敗とした。
試合後、リングに登場したWBOスーパーフェザー級王者ジャメル・ヘリング(米)との対戦がクローズアップされるフランプトンの戦績は29戦27勝(15KO)2敗。初黒星を喫したマクレアリーは18戦16勝(7KO)1分1敗とした。
ティシエイラが世界初載冠
前半はアダメスがパワーで上回ると、ティシエラは両眉から出血するなど、苦しい展開で折り返した。しかし、7回にティシエラは右フックで起死回生のダウンを奪い、アダメスはゴングに救われた。その後はサウスポーのティシエラがアウトボクシングで試合の流れを掴むとそのまま12回を終えた。判定は116-111、114−113×2でティシエイラがアップセットで初の世界タイトルを獲得した。
WBO同級正規王者ハイメ・ムンギア(メキシコ)がミドル級進出を宣言しているため、来週から東京で始まるWBO総会で、正規王者に承認される見込みのティシエイラ。戦績は32戦31勝(22KO)1敗となった。対する初黒星のアダメスは19戦18勝(14KO)1敗とした。
WBO同級正規王者ハイメ・ムンギア(メキシコ)がミドル級進出を宣言しているため、来週から東京で始まるWBO総会で、正規王者に承認される見込みのティシエイラ。戦績は32戦31勝(22KO)1敗となった。対する初黒星のアダメスは19戦18勝(14KO)1敗とした。