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[試合速報]2019.11.3

岡田博喜 生き残りを懸けた米国第3戦

 WBOアジアパシフィック・スーパーライト級王者の岡田博喜(29=角海老宝石)の米国第3戦が日本時間3日、カリフォルニア州カーソンのディグニティ・ヘルス・スポーツ・パークでハビエル・モリナ(米)とスーパーライト級超の141ポンド契約10回戦で行われた。
 昨年トップランク社と契約し、2月の敗戦からの再起を図る岡田は、アマチュアで07年全米選手権優勝、08年北京五輪に出場した経歴を持つプロ22戦20勝(8KO)2敗のモリナを相手に、生き残ることができたのか――。
全米に中継された試合
 このイベントのメインにはWBC世界スーパーフェザー級王者ミゲル・ベルチェル(メキシコ)対同級4位のジェイソン・ソーサ(米)がセットされている。たが、セミのIBF世界スーパーフライ級王者ジェルウィン・アンカハス(比)対ジョナサン・ハビエル・ロドリゲス(メキシコ)はロドリゲスの入国審査の問題で中止。岡田対モリナは当初はESPN+でネット配信の予定だったが、セミに繰り上がったことでメインと合わせESPNで全米中継されることになった。
モリナの強打が炸裂
 全米のボクシングファンにアピールするチャンスを得た岡田だったが、開始からリング中央でモリナと打ち合い、体を温める間もなく左を浴びダウン。ここは立ち上がったが、ロープを背にすると防戦一方となってしまい、2度目のダウンを喫したところでレフェリーがカウントを数えずに試合を止めた。この試合をラストチャンスと位置づけていた岡田だが、2戦連続のKO負けとなり戦績は21戦19勝(13KO)2敗。モリナは5連勝の23戦21勝(9KO)2敗とした。
 
岡田が2度のダウンを奪われ初回TKO負け

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