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WBO(世界ボクシング機構)ライトフライ級王者エルウィン・ソト(メキシコ)が、24日(日本時間25日)4ヶ月前に王座を獲得した米国・カリフォルニア州インディオのファンタジー・スプリング・カジノでV1戦を挙行。同級1位の前OPBF同級王者エドワード・ヘノ(フィリピン)を迎えた。
セミ各ではアンヘル・アコスタ(プエルトリコ)がソトに破れて以来の再起戦を、レイモンド・タブゴン(フィリピン)を相手に行った。
セミ各ではアンヘル・アコスタ(プエルトリコ)がソトに破れて以来の再起戦を、レイモンド・タブゴン(フィリピン)を相手に行った。
ソト僅差で初防衛
序盤戦を攻勢に出た挑戦者サウスポーのヘノは3回に左フックを当て、ソトは足が引っかかり倒れ込むと、レフェリーはダウンを宣告した。その後は激しいペースの奪い合いとなり中盤に突入。アグレッシブに攻め込むソトに対し、ヘノもアッパーを打ち返すなど消耗戦の模様となる。終盤は両選手スタミナが切れてクリンチが多くなる場面もある中で試合は終了。ソトが3-0(114-113、115-112×2)の判定勝利で初防衛した。
ダウンを挽回する判定V1となったソトの戦績は17戦16勝(11KO)1敗、健闘を見せるも及ばなかったヘノは20戦14勝(5KO)1敗5分とした。
ダウンを挽回する判定V1となったソトの戦績は17戦16勝(11KO)1敗、健闘を見せるも及ばなかったヘノは20戦14勝(5KO)1敗5分とした。
アコスタ再起戦
空位のWBOインターナショナル・フライ級王座決定戦で再起戦となった前王者アコスタは、ディフェンスの甘さにつけ込まれる場面もあったが5回に強打を炸裂。左フックを打ち抜き、タブゴンの腰を落とさせダウンを奪うとそのままフィニッシュ。アコスタが5回1分2秒TKO勝利でWBOインターナショナル王座を獲得し再起に成功した。WBO世界フライ級王者の田中恒成(畑中)と、フライ級でのリベンジ戦を望んだアコスタの戦績は23戦21勝(21KO)2敗、敗れたタブゴンは34戦22勝(11KO)11敗1分けとなった。