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世界ミドル級2冠統一王者サウル"カネロ"アルバレス(メキシコ)の次戦が決定した。WBO(世界ボクシング機構)ライトヘビー級王者セルゲイ"クラッシャー"コバレス(ロシア)が保持する同級タイトルに挑戦、2階級を上げてのビッグマッチとなった。カネロの4階級制覇挑戦は11月2日(日本時間3日)ストリーミング配信サービスDANZにより全米中継され、米国・ラスベガス開催の予定となっている。
サウル"カネロ"アルバレス
WBA(世界ボクシング協会)スーパー、WBC(世界ボクシング評議会)フランチャイズ・ミドル級王者のアルバレスは、昨年12月にロッキー・フィールディング(英)の持つWBA世界スーパーミドル級タイトルに挑戦すると、3回TKO勝ちで3階級制覇達成。今年はミドル級に戻り、ダニエル・ジェイコブス(米)の持つIBF(国際ボクシング連盟)同級王座と、自身のタイトルをかけた3冠王座統一戦を決行。アルバレスが3-0の判定で3つのベルトを統一した。
カネロの選択
その後のアルバレスはセルゲイ・デレイビャンチェンコ(ロシア)のIBF指名挑戦を受けるべく交渉するも決裂し、同王座を剥奪された。そして、大型契約をDAZNと結んだ元世界同級統一王者ゲンナジー"GGG"ゴロフキン(カザフスタン)とのラバー・マッチ(第3戦)というDAZNからのオファーはアルバレス自身が望まなかっため拒否。
その他にもDAZNと契約を結ぶWBO世界同級王者デメトリアス・アンドラーデ(米)をはじめ、WBO世界スーパーミドル級王者ビリー・ジョー・サンダース(英)、WBA世界スーパーミドル級スーパー王者カラム・スミス(英)等の英国スーパーミドル級王者たちも対戦候補者として名前は挙がっていた。
しかし、そうした中でアルバレスの選択は一度交渉が決裂していたコバレフへの挑戦、4階級制覇達成に照準を合わせることになった。
その他にもDAZNと契約を結ぶWBO世界同級王者デメトリアス・アンドラーデ(米)をはじめ、WBO世界スーパーミドル級王者ビリー・ジョー・サンダース(英)、WBA世界スーパーミドル級スーパー王者カラム・スミス(英)等の英国スーパーミドル級王者たちも対戦候補者として名前は挙がっていた。
しかし、そうした中でアルバレスの選択は一度交渉が決裂していたコバレフへの挑戦、4階級制覇達成に照準を合わせることになった。
セルゲイ"クラッシャー"コバレフ
コバレフは今年2月に敗れたエレイデル・アルバレス(コロンビア)を判定でリベンジに成功。自身が持っていた世界王座を奪い返した。そして、8月に無敗の指名挑戦者アンソニー・ヤード(英)を11回TKO勝利で初防衛に成功すると、自らの評価を再び上げてビッグマッチの舞台に上がる。
アルバレスを擁するGBP(ゴールデン・ボーイ・プロモーションズ)、コバレフのプロモートを行うメインイベンツ社とサポートをするトップランク社、そしてDAZNと契約を交わすマッチルーム・ボクシングUSAと、大手がプロモーションが入り交じったビッグマッチは今年の冬、ラスベガスの地で開催される。
アルバレスを擁するGBP(ゴールデン・ボーイ・プロモーションズ)、コバレフのプロモートを行うメインイベンツ社とサポートをするトップランク社、そしてDAZNと契約を交わすマッチルーム・ボクシングUSAと、大手がプロモーションが入り交じったビッグマッチは今年の冬、ラスベガスの地で開催される。