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米国・ニューヨーク、マジソン・スクエア・ガーデン(MSG)のザ・シアターで、13日(日本時間14日)に開催されるWBC(世界ボクシング評議会)ライト級挑戦者決定戦、WBC同級2位デビン・ハニー(米)vs3位ザウル・アブドゥラエフ(ロシア)の一戦が、WBC同級暫定王座決定戦に昇格されることになった。
ハニーが世界初挑戦
先週末にワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)が勝利して、WBCライト級王座を加え3団体統一王者となった。今後、IBF(国際ボクシング連盟)同級王者リチャード・コミー(ガーナ)との4冠統一戦に向かう可能性があることから、プロモーターを務めるマッチルーム・ボクシングはWBCに暫定王座配置をリクエスト、WBC理事会の承認を得ることとなった。
ローマンの2冠戦は中止
当日のアンダーカードでは、WBA&IBF王者ダニエル・ローマン(米)が左肩の負傷で、WBA同級2位ムラドジャン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)との5度目の防衛戦をキャンセルしたばかりだった。しかし、メイウェザー2世候補といわれる米国期待のプロスペクト、ハニーの世界初挑戦の決定は、層が薄くなってしまったイベントで箔を付けるには最高の舞台となった。