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WBSS(ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ)スーパーライト級の決勝戦が、10月26日(日本時間27日)英国・ロンドンの02アリーナで開催されることが正式に決まった。WBA(世界ボクシング協会)&WBC(世界ボクシング評議会)ダイヤモンド王者レジス・プログレイス(米国)と、IBF(国際ボクシング連盟)王者ジョシュ・テイラー(英国)によるスーパーライト級3冠王座統一戦を兼ねたWBSS決勝をメインに、マッチルーム・ボクシングがプロモーターを務め、ストリーミング配信サービスDAZNが中継を行う。
開催消滅を回避
一時は開催が危ぶまれていたWBSSスーパーライト級決勝戦。当初は10月5日に英国・マンチェスターで開催するとWBSSは7月後半に発表した。しかし、今年8月頭にプログレイスとプロモートするディベラ・エンタメイメントが、WBSSを主催するコモサグループを相手に、ニュージャージー州裁判所に共同で訴える事態が発生。報酬の未払いや、支払い期日、試合日時決定の遅れが裁判に踏み込んだ理由だと、プロモーターのルー・ディベラは主張した。
しかし、その後は両陣営が交渉の場を持ち決勝開催に向けて前進していることを、米国スポーツTV局ESPNが伝えていた。そうした紆余曲折がある中でようやく決定の旨をWBSSが1日に発表した。
しかし、その後は両陣営が交渉の場を持ち決勝開催に向けて前進していることを、米国スポーツTV局ESPNが伝えていた。そうした紆余曲折がある中でようやく決定の旨をWBSSが1日に発表した。
WBSS決勝兼3冠王座統一戦
WBA&WBCダイヤモンド王者プログレイスは、昨年10月に準々決勝兼WBCダイヤモンド王座の初防衛戦をテリー・フラナガン(英国)を相手に行い判定勝利。今年4月の準決勝はWBA王者キリル・レリク(ベラルーシ)に6回TKO勝利で王座統一を果たした。
対するIBF王者テイラーは、昨年11月にライアン・マーティン(米)を7回TKO勝利で破り準々決勝を突破。今年5月にIBF王者イバン・バランチェク(ロシア)と準決勝を行い、判定勝ちで初の世界初載冠とともに決勝進出を決めた。
対するIBF王者テイラーは、昨年11月にライアン・マーティン(米)を7回TKO勝利で破り準々決勝を突破。今年5月にIBF王者イバン・バランチェク(ロシア)と準決勝を行い、判定勝ちで初の世界初載冠とともに決勝進出を決めた。
アンダーカードでは元世界王者そろい踏み
この日のアンダーカードでは元WBO(世界ボクシング機構)ヘビー級王者のジョセフ・パーカー(ニュージーランド)が、元世界タイトル挑戦者デレック・チゾラ(英)とヘビー級12回戦。元世界3階級制覇王者リッキー・バーンズ(英)vs元BFフェザー級王者リー・セルビー(英)による、英国人同士のライト級12回戦も組まれている。