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元世界ミドル級統一王者ゲンナジー"GGG"ゴロフキン(カザフスタン)の再起戦が正式決定。ゴロフキンが代表を務めるGGGプロモーションと、当日に中継を行うストリーミング配信サービスDAZNが17日メディアに発表した。開催は6月8日(日本時間9日)米国・ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデン。相手はかねてより候補に上がっていたIBF(国際ボクシング連盟)ミドル級9位のスティーブ・ロールス(カナダ)となった。
DAZNとの契約第1戦目
ゴロフキンは昨年9月に行われた現世界ミドル級統一王者サウル"カネロ"アルバレス(メキシコ)とのリマッチで0-2の僅差判定負けとなり初黒星を喫した。この後、ボクシング撤退が決まっていたプレミアム・ケーブル局HBOとの放映契約が満了。新たなプラットフォームとしてDAZNと今年3月上旬に3年6試合の契約を結び、今回がその第1戦目となった。この試合後には同じくDAZNと400億円越えの契約を交わしたアルバレスとの第3戦を目指す。
契約体重で無敗のロールスと対戦
一方のカナダのトロントに拠点に活動するロールスは、ここまで19戦全勝(10KO)をキープし、2日前に誕生日を迎えた35歳、米国リングはこれが6回目の登場となる。試合はミドル級160ポンド(72.5kg)とスーパーミドル級168ポンド(76.2kg)の中間体重となる164ポンド(74.3kg)契約の12回戦となった。
GGGプロモーションズも米国で始動
ゴロフキンは今まで米国での活動をともにしていたK2プロモーションズから離れ、自身の持つGGGプロモーションズが初の米国主催者となった。共同プロモーターとしてニューヨークエリアを中心に活動するディベラ・エンターテイメントが名を連ね、プレゼンツアーをニューヨークで22日、ロサンゼルスで翌23日に予定する。今後はDAZNを中心に世界ミドル級戦線が大きく動き出していきそうだ。