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米国・テキサス州コーパス・クリスティのアメリカン・バンク・アリーナで14日(日本時間15日)決行されたWBO(世界ボクシング機構)スーパーミドル級タイトルマッチ。V5戦となる王者ヒルベルト・ラミレス(メキシコ)が、WBO同級1位のジェシー ハート(米国)の挑戦を受けた。昨年9月以来のリマッチの行方は如何に!?
王者ラミレス、際どい判定で返り討ち!
序盤はサウスポーの王者ラミレスが距離のあるジャブから左に繋げていくと、挑戦者ハートはアッパーで対抗するもラミレスが優勢に試合を進めた。しかし中盤からはハートも手数を増やし消耗戦に打ち込んでいく。両者とも疲れを見せはじめた終盤は挑戦者の追い上げが印象に残るなか、メキシコ系の多いテキサスの声援を受けるラミレスも引かずに打ち合った。揉み合いもあるなかで試合終了のゴングが鳴った。際どい判定ながらラミレスが2-0(115-113×2、114-114)で5度目の防衛を果たした。統一戦という次のステップに臨むラミレスの戦績は39戦全勝(25KO)、後半の追い上げもあと一歩届かなかったハートは27戦25勝(21KO)2敗となった。