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[試合速報]2018.10.29

IBF世界Lフライ級新王者は?

 IBF(国際ボクシング連盟)ライトフライ級王座決定戦が、29日にフィリピン・マニラ・パサイシティ・ミダスホテル&カジノで行われ、同級1位のフェリックス・アルバラード(29=ニカラグア)と同級3位のランディ・ペタルコリン(26=フィリピン)がベルトを争った。前王者のヘッキー・ブドラー(南アフリカ)が返上したこの王座、新チャンピオンに輝いたのは――。
アルバラードが敵地で新王者に
 初回からアルバラードがサウスポーのペタルコリンのパンチを浴びても動じず、プレッシャーをかけて連打で攻勢。前半からペースを握ると、勢いよく攻め続けた。6回、アルバラードは左ボディからコーナーに詰めてダウン寸前まで追い込むと、7回に左ボディからの右フックで倒すと、再開後に連打でダウンを追加。ペダルコリンはなんとか立ち上がるも、ボディを効かされ3度目のダウン。10カウントが数え上げられアルバラードが王座に就いた。
 2013年12月に井岡一翔(米)の持つ世界王座に挑戦するも判定負けを喫しているアルバラード。3度目の挑戦でついに世界の頂点に立った。戦績は36戦34勝(30KO)2敗、一方、元WBA同級暫定王者のペタルコリンは33戦29勝(22KO)3敗1分となった。
 IBF世界Lフライ級ランクには、4位に久田哲也(ハラダ)、5位京口紘人(ワタナベ)、6位八重樫東(大橋)、8位田口良一(ワタナベ)、10位小西伶弥(真正)と5人の日本人選手が名を連ねている。今後、このアルバラードに挑戦する可能性もあり非常に興味深い。

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