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WBO(世界ボクシング機構)ウェルター級タイトルマッチの前日計量が12日(日本時間13日)米国・ネブラスカ州オマハにて行われた。地元に約1年ぶりに帰ってきた王者テレンス・クロフォード(米国)と、元WBA(世界ボクシング協会)世界Sライト級暫定世界王者の挑戦者ホセ・ベナビデス(米国)が13日(日本時間14日)の決戦前、早くもヒートアップした。
両者の怒りは当日のリングで!
パウンドフォーパウンドで上位につけるクロフォードは65.8kgと800gアンダー、2階級制覇に燃えるベナビデスは65.7kgと900gアンダーでウェルター級リミットの66.6kgをパスした。問題が起きたのは計量後のフェイスオフだった。頭を突き合った際にベナビデスが両手でクロフォードを突き飛ばすと王者はパンチで応戦、挑戦者が避けると両陣営、警備員が間に入り乱闘寸前となった。ファイトウィーク時にもトレーニング中のベナビデスとクロフォードが罵り合いを見せており、遺恨を残して当日は激しい攻防戦が予想されそうだ。