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10月20日(日本時間21日)米国・ボストンのTDガーデンで開催予定だったWBO(世界ボクシング機構)ミドル級タイトルマッチ。王者のビリー・ジョー・サンダース(英国)vs挑戦者デミトリアス・アンドレイド(米国)は、サンダースがVADA(ボランティア反ドーピング機構)によるドーピング検査で陽性反応を示し決行が危ぶまれていた。その後、9日(日本時間10日)試合開催地マサチューセッツ州のアスレチック・コミッションが英国人王者へのライセンス発給を拒否し世界戦の中止が決定された。
1位アンドレイドvs2位カウトンドクワで暫定王座決定戦へ
サンダースのライセンス発行が認められないことを受け、WBOのフランシスコ・バルカセル会長は、挑戦者だった同級1位のアンドレイドと、同級2位のウォルター・カウトンドクワ(ナミビア)で暫定王者決定戦を同日20日に行うことを認めた。米国でも始まったマッチルームUSAとDAZNによる興行の中でも、注目カードだったWBOミドル級世界戦。サンダースが王座を剥奪されるとも言われており、この暫定王者がその後に正規王者となるとみられている。