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[ニュース]2018.6.17

試合結果:アコスタvsブイストラゴ

 WBO(世界ボクシング機構)ライトフライ級王者アンヘル・アコスタ(27=プエルトリコ)が16日(日本時間17日)プエルトリコのハトレイで同級10位のカルロス・ブイトラゴ(26=ニカラグア)を相手に初防衛戦に臨んだ。
アコスタが強打を見舞って最終回ストップ勝ち!
◯アンヘル・アコスタ(プエルトリコ)
12回TKO 1:43
×カルロス・ブイトラゴ(ニカラグア)

 地元での初防衛戦、王者アコスタは初回からブイトラゴをロープに詰めてフック、ストレートと強打を打ち込み、ペースを握った。ブイトラゴも反撃を試みるが、KO率9割を超えるアコスタのパンチの前になす術がない。アコスタは11回に強烈なパンチを浴びせると続く回に連打を繰り出しレフェリーストップを呼び込んだ。
 田中恒成(23=畑中)に破れた以外は、すべてKO勝ちのアコスタは戦績を19戦18勝(18KO)1敗とした。IBF世界ミニマム級王者の京口紘人(24=ワタナベ)に敗れたのに続きKO負けを喫したブイトラゴは35戦30勝(17KO)4敗(1KO)1分となった。
ライトフライ級が熱い!
 現在、ライトフライ級は日本人を中心に回っていると言っても過言ではない。5月には同階級に関わる選手たちがこぞって東京で試合を行っているのだ。
 右ボディストレートで指名挑戦者ガ二ガン・ロペス(墨)を衝撃の2回KOでV2を達成したWBC王者の拳四朗(26=BMB)をはじめ、WBA・IBF統一王座を陥落し、その後の決断が注目される田口良一(31=ワタナベ)。また階級アップが噂されるIBFミニマム級王者の京口紘人(24=ワタナベ)が世界の頂点にその存在を示している。そして王座を狙うトップコンテンダーにはWBO1位に原隆二(27=大橋)と日本王者でWBA1位の久田哲也(33=ハラダ)が名を連ねる。さらに3月のWBA世界同級王座決定戦で大激戦の末、涙を飲んだ小西伶弥(真正)も虎視眈々と世界を狙っている。年内、再び日本人絡みの世界戦が行われる可能性が高い。

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