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IBF(国際ボクシング連盟)スーパーフェザー級王座決定戦、3位ビリー・ディブ(32=豪)対4位テビン・ファーマー(27=米)の興行権入札は15日に行われる予定だったが、回避された。両陣営が対戦合意して条件を詰めている段階に入っているためという。この王座は昨年12月の決定戦でファーマーを破った尾川堅一(30=帝拳)が獲得したが、ドーピング違反が判明したため結果がノーコンテストに変更され、戴冠も取り消されている。
14日、ディブのアドバイザーを務めるショーン・ギボンズ氏と、ファーマーのプロモーターを務めるルー・ディベラ氏が対戦の基本合意に達したとして入札の中止をIBFに連絡したという。試合は8月4日、シドニーでの開催が内定していると伝えられるが、1週間前の7月28日の開催という情報もある。いずれにしてもどちらかの日程で行われることは間違いなさそうだ。元IBFフェザー級王者のディブは49戦43勝(24KO)4敗2無効試合。3年前、三浦隆司(帝拳)の持つWBC(世界ボクシング評議会)スーパーフェザー級王座に挑んで3回TKO負けを喫したが、以後は5戦4勝(1KO)1無効試合と調子を取り戻している。サウスポーのファーマーは31戦25勝(5KO)4敗1分1無効試合。