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IBF(国際ボクシング連盟)ミニマム級挑戦者決定戦、3位マーク・アンソニー・バリガ(24=比)対7位ガブリエル・メンドサ(38=コロンビア)の12回戦は13日、フィリピンのケソンシティで行われた。20日に東京・大田区総合体育館で行われる京口紘人(24=ワタナベ)対ビンス・パラス(19=比)の勝者に対する指名挑戦権を手に入れたのは五輪出場経験者のバリガなのか、それとも2度の世界戦経験を持つメンドサなのか。
メンドサが圧力をかけて出るところをスピードとテクニックで勝るサウスポーのバリガが捌きながらカウンターで迎え撃つ展開になったが、後者が毎回のようにポイントを重ねた。その結果、120対108(二者)、119対109という大差がついた。12回判定勝ちで指名挑戦権を獲得したバリガは、12年ロンドン五輪ライトフライ級2回戦敗退後にプロ転向を果たし、これでレコードを9戦全勝(1KO)に伸ばした。3度目の大舞台が遠ざかったメンドサは37戦29勝(23KO)6敗2分。
この日は元WBO(世界ボクシング機構)スーパーバンタム級王者マービン・ソンソナ、2度の世界挑戦経験者AJバナル、昨年9月にオスカル・バルデス(メキシコ)の持つWBOフェザー級王座に挑んで判定負けを喫したジェネシス・セルバニア(カシミ)らフィリピンのトップ選手たちもリングに上がり、ソンソナはアリーフ・ブラダー(インドネシア)に6回判定勝ち、バナルはマスター・スロ(インドネシア)に10回判定勝ち、セルバニアはジェイソン・ブター(インドネシア)に5回KO勝ちを収めた。