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ミドル級3団体統一王者ゲンナディ・ゴロフキン(36=カザフスタン/米)は5日(日本時間6日)、米国カリフォルニア州カーソンのスタブハブ・センターで行われたWBA(世界ボクシング協会)、WBC(世界ボクシング評議会)王座の防衛戦でWBA同級12位、WBCスーパーウエルター級1位のバーネス・マーティロスヤン(32=アルメニア/米)に2回1分53秒KO勝ちし、同級最多タイ記録となる通算20度目の防衛に成功した。この試合をテレビ観戦したWBA王者の村田諒太(32=帝拳)がコメントを発表した。
あの強打をもらってはいけない
最強王者との対戦を希望する村田は、「自分が戦う前提で彼の試合を観戦するようになって、彼の良いところ、悪いところが見えてきた。パンチに対する反応に限って言えば若干の衰えは隠せない。やるべきことはゴロフキンのあの強打をもらわないことに終始徹底して戦い続けること」と分析。続けて「まだ現実的に彼との試合が目の前にあるわけではなく、試合後のインタビューでもジャモール・チャーロ(米)、デメトリアス・アンドレイド(米)を挙げているが、その中に自分の名前はないので、まずは対戦相手としてリストアップされるように次の試合でアピールしていきたい」と話した。村田は今秋に米国でV2戦を予定しており、挑戦者に名乗りを上げるためにも内容が求められる。