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IBF(国際ボクシング連盟)バンタム級3位エマヌエル・ロドリゲス(25=プエルトリコ)は5日(日本時間6日)、英国ロンドンのO2アリーナで同級4位にランクされる元王者ポール・バトラー(29=英)と王座決定戦に臨む。プロ18戦目にして初めて英国のリングに上がるロドリゲスは「世界でも最高のボクシングファンの前で自分のスキルを披露することができるので嬉しい」と試合を楽しみにしている。
ロドリゲスは昨年来、オマール・ナルバエス(亜)との試合が決まっては流れ、状況が二転三転するなかでやっと今回の王座決定戦に辿り着いた。それだけに相手国に乗り込む不安以上に、待望の大舞台を迎える喜びの方が勝っているのだろう。17戦全勝(12KO)という勢いも自信に繋がっているようだ。そのロドリゲスは「バトラーは左フックやボディブロー、スキルに経験、さらに地元のサポートもある。状況に応じて戦うこともできる」と相手を持ち上げている。その一方、「でも、私の方が彼よりも強くて速い。圧力をかけ、ワイルドなパンチだけでなく知的に戦うつもりだ。KOか判定か、それを見極めて戦い方も変える」と揺るぎない自信をみせている。地元ファンの前で返り咲きを果たしたいバトラー(27戦26勝14KO1敗)を相手に、オッズは3対1でロドリゲス有利と出ている。