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ミドル級とスーパーミドル級の元WBO(世界ボクシング機構)王者アルツール・アブラハム(38=アルメニア/独)は28日(日本時間29日)、ドイツ南部のオフェンブルクで元世界ランカーのパトリック・ニールセン(27=デンマーク)と対戦し、12回判定勝ちを収めた。判定は二者が116対111でアブラハム、もうひとりは逆に114対113でニールセンを支持していた。昨年7月にクリス・ユーバンク・ジュニア(28=英)に12回判定負けを喫したアブラハムは再起を飾るとともに空位のWBOインターナショナル王座を獲得した。53戦47勝(30KO)6敗。サウスポーのニールセンは32戦29勝(14KO)3敗。こちらも昨年10月にジョン・ライダー(英)に5回KO負け後の再起戦だった。
前座には、2月の「ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)」の準決勝に代役として出場し、カラム・スミス(28=英)に12回判定負けを喫したニーキー・ホルツケン(34=オランダ)が出場、ベルナルド・ドンファック(37=カメルーン/独)に3回TKO勝ちを収めた。再起を果たしたホルツケンは15戦14勝(11KO)1敗。ドンファックは46戦23勝(11KO)19敗4分。直近の10戦に限ってみれば1勝8敗1分となった。