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[海外ニュース]2018.4.26

ラッセル「12ラウンド戦うつもりはない」

 WBC(世界ボクシング評議会)フェザー級タイトルマッチ、王者ゲイリー・ラッセル(29=米)対挑戦者同級1位ジョセフ・ディアス(25=米)の12回戦は5月19日、米国メリーランド州オクソンヒルのMGMナショナルハーバーで行われる。1年ぶり3度目の防衛戦に臨むラッセルと27戦目で初挑戦のディアスが25日、試合会場でもあるMGMナショナルハーバー・カジノで記者会見に臨んだ。

 08年北京五輪米国代表のラッセルは15年3月にジョニー・ゴンサレス(メキシコ)を4回TKOで下して王座を獲得したものの、その後は拳の負傷などで1年に1回の防衛ペースとなっている。今回は昨年5月以来の試合だ。そのラッセルは「私は地球上で最も危険なファイターのひとりだ。スピード、パワー、リングIQ、必要ならば狡猾なこともできる。12ラウンドを戦うつもりはない。今後、私は誰とでも戦うつもりだ。それを覚えておいてほしい」と話した。29戦28勝(17KO)1敗。この敗北は14年6月のWBO(世界ボクシング機構)フェザー級王座決定戦でワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)に12回判定負けを喫したもので、その後は4連勝(3KO)を収めている。
 これに対し12年ロンドン五輪に出場した実績を持つディアスは「彼のホームで戦うことができて嬉しい。彼は世界王者なのだから当然だろう。ラッセルは私が彼ほどのリングIQやパワー、スピードを備えていないというが、試合の日に目が覚めるだろう。それらすべてを私が備えていることに気づくはずだ」とやり返している。26戦全勝(14KO)。サウスポー同士の対戦となる。


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