海外情報 | 海外注目戦 | ランキング | TV・ネット欄 | 階級別特集 |
前WBC(世界ボクシング評議会)スーパーフェザー級王者で現在は2位にランクされるフランシスコ・バルガス(33=メキシコ)は12日(日本時間13日)、米国カリフォルニア州インディオのファンタジー・スプリングス・カジノで元世界ランカーのロッド・サルカ(35=米)と対戦した。昨年1月、ミゲール・ベルチェル(26=メキシコ)に王座を明け渡したバルガスにとっては再起第2戦だった。
攻撃力で勝るバルガスがプレッシャーをかけながら前進し、サルカが受けに回るという予想どおりの展開になり、ほぼ一方的に前王者がラウンドを支配していった。5回、バルガスがアッパーをヒットしてダウンを奪った時点で勝負は決していたといってもいいだろう。6回、連打を浴びたサルカは左目上もカット。これをみたセコンドがラウンド終了後に棄権を申し出た。昨年12月の再起戦(9回負傷判定勝ち)に続いて勝利を得たバルガスは28戦25勝(18KO)1敗2分、サルカは29戦24勝(4KO)5敗。