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前WBC(世界ボクシング評議会)スーパーフェザー級王者で現在は2位にランクされているフランシスコ・バルガス(33=メキシコ)は12日(日本時間13日)、米国カリフォルニア州インディオで元世界ランカーのロッド・サルカ(35=米)と対戦する。ミゲール・ベルチェル(26=メキシコ)に11回KO負けを喫して王座を失ってから1年3ヵ月、これが再起第2戦となるバルガスは「勝ってベルチェルトの再戦に繋げたい」と意気込んでいる。
バルガスvs三浦
バルガスは15年11月、三浦隆司(帝拳)とのダウン応酬の激闘を9回TKOで制して王座を獲得したが、オルランド・サリド(メキシコ)との引き分け防衛を挟みV2戦でベルチェルトに敗れた。昨年12月、スティーブン・スミス(英)に9回負傷判定勝ちを収めて再起を果たしている。そのバルガスはサルカ戦を前に2度のトレーニング・キャンプを行い、自信を増している。「準備はできている。サルカは速くてテクニカルな選手なので、いまはその試合に神経を集中させている。そして、その先にあるベルチェルトの再戦が実現してほしいと思っている。私は彼に対戦の機会を与えたので、彼も私に対戦のチャンスをくれることを望んでいる」と話している。バルガスは27戦24勝(17KO)1敗2分、サルカは28戦24勝(4KO)4敗。