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WBO(世界ボクシング機構)スーパーウェルター級王座への挑戦権をかけた試合、2位デニス・ホーガン(33=アイルランド/豪)対3位ジミー・ケリー(25=英)の12回戦は7日、オーストラリアのクィーンズランド州ブリスベンで行われた。5月12日に行われるサダム・アリ(29=米)対リアム・スミス(29=英)の勝者に対する指名挑戦権を手にしたのはホーガンなのか、それともケリーなのか。
勝負は判定まで持ち込まれたが、地元のホーガンが119対109、117対113、117対111という明確な差をつけて勝利コールを受けた。ホーガンは15年12月に当時のWBA(世界ボクシング協会)スーパーウェルター級暫定王者ジャック・クルカイ(エクアドル/独)に挑んで12回判定負けを喫したが、昨年10月の野中悠樹(井岡弘樹)戦を含め、これで5連続判定勝ちとした。29戦27勝(7KO)1敗1分。一方、15年12月に当時のWBO王者リアム・スミス(英)に挑んで7回TKO負けを喫しているケリーは、再起後の連勝は7(2KO)で止まった。25戦23勝(9KO)2敗。
この日はWBOライトヘビー級9位のダミアン・フーパー(豪)も出場、レナルド・キンラン(豪)に9回TKO勝ちを収めた。フーパーは15戦14勝(9KO)1敗、キンランは15戦12勝(8KO)3敗。
前座には、12年ロンドン五輪ヘビー級オーストラリア代表で、現在はWBOクルーザー級14位のジェイ・オペタイア(豪)も出場し、ルーカス・パスコウスキー(独)に2回TKO勝ちを収め、デビューからの連勝を15(12KO)に伸ばした。パスコウスキーは11戦9勝(3KO)2敗。また、元世界王者コンスタンチン・チュー(露/豪)の息子、ティム・チュー(豪)がプロ8戦目に臨み、ルーベン・ウェブスター(ニュージーランド)に5回TKO勝ちを収めた。チューは8戦全勝(6KO)、ウェブスターは9戦8勝1敗。