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ミドル級のWBA(世界ボクシング協会)スーパー王座とWBC(世界ボクシング評議会)王座、そしてIBF(国際ボクシング連盟)王座を持つゲンナディ・ゴロフキン(35=カザフスタン/米)は5月5日、米国ネバダ州ラスベガスで元世界2階級制覇王者サウル・カネロ・アルバレス(27=メキシコ)と戦う予定だったが、このほどドーピング違反が発覚したアルバレスが出場を辞退。ゴロフキンは代役を探して5月5日に20度目の防衛戦を予定している。その相手としてWBA9位、WBC11位、IBF15位、WBO5位のゲイリー・オサリバン(33=アイルランド)が確定的とみられている。
オサリバンは昨年12月、IBFを除く3団体でトップ10に入っていたアントワヌ・ダグラス(米)に7回TKO勝ちを収め、入れ替わりに世界挑戦圏内に名を連ねた選手で、戦績は29戦27勝(19KO)2敗。この敗北は現WBOミドル級王者ビリー・ジョー・サンダース(英)に12回判定負け、元WBAミドル級暫定王者クリス・ユーバンク・ジュニア(英)に7回終了TKO負けを喫したもので、16年以降は5連勝(4KO)を収めている。オサリバンはツイッターで「プロボクサーとしての私の仕事は、いつでも戦えるように準備しておくこと。だからゴロフキンと戦うかと聞かれ、私はイエスと答えた。前の試合からノンストップでトレーニングをしてきたので、いまは最終合意を待っているところ。試合が決まればみんなを落胆させるようなことはしない。世界王者になることは私の運命だと信じている」と綴っている。このままゴロフキン対オサリバンが決定するかどうか、もう少し待ちたい。