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[海外ニュース]2018.4.5
元王者フック 6/16にヘビー級で再起戦
09年から15年にかけてWBO(世界ボクシング機構)クルーザー級王座を13度防衛した実績を持つ元王者マルコ・フック(33=セルビア/独)が6月16日、ドイツのミュンヘンで再起戦に臨むことになった。フックは昨年4月、WBC(世界ボクシング評議会)クルーザー級王座決定戦で12回判定負け、9月にはWBO王者オレクサンデル・ウシク(31=ウクライナ)に挑んで10回TKO負けを喫している。
フックは2連敗中だが、いまもWBCではクルーザー級14位にランクされている。6月16日の再起戦の相手は決まっていないが、ヘビー級に転向して再出発を図ることになったという。もともとクルーザー級王者時代の12年2月、フックは当時のWBAヘビー級王者アレクサンデル・ポベトキン(露)に挑戦したことがある。このときは小差の12回判定負けだったが、それなりの手応えを得ていたようだ。46戦40勝(27KO)5敗1分。