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元世界6階級制覇王者マニー・パッキャオ(39=比)が7月15日、マレーシアの首都クアラルンプールでWBA(世界ボクシング協会)ウェルター級王者ルーカス・マティセ(35=亜)に挑戦することが決まった。両陣営がメディアに明かしたもので、米国時間(7月14日)のプライムタイム(夜)に放送されるため、マレーシアの午前中に試合が始まることになるという。
マニー・パッキャオ
当初、パッキャオは4月14日に米国でマイク・アルバラード(米)と戦うプランが進行していたが、パッキャオ自身がマティセへの挑戦を希望していたことなどから方針転換。1月に王座を獲得したマティセとのタイミング合わせをしながら交渉が進められ、いったんは6月下旬で確定しかけた。しかし、7月8日に日程が先延ばしになり、さらに15日に変更されて落ち着いた。イベントそのものの仕切りはマティセ側のゴールデンボーイ・プロモーションズとパッキャオのMPプロモーションズが共同で関わり、放送に関してはトップランク社が担当することになるという。
パッキャオは昨年7月2日にジェフ・ホーン(豪)に12回判定負けを喫してWBO(世界ボクシング機構)ウェルター級王座を手放しており、これが1年ぶりのリングとなる。68戦59勝(38KO)7敗2分。マティセは44戦39勝(36KO)4敗1無効試合。